この冬は、室内で常にリーフレタスの水耕栽培をしていました。
日本海側の冬は晴れる日が極端に少ないので、日照不足問題は悩ましいところですが、それでもリーフレタスは順調に育ち、食卓にも潤いを与えてくれました。
秋田の寒い冬でも、リーフレタスの水耕栽培は可能です。
冬のリーフレタス水耕栽培の成長の様子
現在、出窓で育つリーフレタスは、2月1日に種を蒔いたもの。
スポンジに切れ込みを入れ、そこへ吹けば簡単に飛ぶような小さなリーフレタスの種を蒔きました。
詳細はこちらです↓
1週間も経つ頃には、ほぼ発芽が揃い、2週間目には本葉も出てきました。
上記が1カ月経った頃の様子です。
スポンジの下から根が伸びてきたものから順次、液体肥料入りのタッパーへ移し替えていますが、成長にはバラつきが見られました。
そして3月。
ようやく春らしい天気となり、一気に成長し始めた現在のリーフレタスです。
大きくなった葉は、その都度ちぎって食べていますが、中心部からどんどん葉っぱが伸びてくるので、何度でも楽しめるリーフレタスです。
冬の秋田でも、室内での水耕栽培はできるということがわかりました。
冬の栽培を補うもの
秋田の冬は晴れる日がほとんどなく、日照は望めません。
ましてや今年は、大雪で寒さも厳しい冬でした。
リビングは暖房があるとはいえ、夜にはストーブのスイッチは切りますから、室温は10℃くらいになります。
また日中の不在時も同じです。
そんな環境の中でも、リーフレタスが育った理由は、悪環境を補うべきグッズを使ったからです。
1.電気アンカで保温
まずは寒さ対策として電気アンカを使用しました。
これで水温は28℃、スポンジ内の温度は21℃くらいなので、発芽に適した環境となります。
2.LEDライトを使用
さらに発芽する頃に、日照不足だと芽がヒョロヒョロと徒長してしまいます。
そこで、発芽をしたらすぐにLEDライトを浴びせました。
植物育成ライトではありません。
パソコンデスク用のLEDライトです。
お日様の力にも及びませんし、植物育成ライトよりも遥かにパワー不足です。
しかし、パソコン用ライトを使うだけでも徒長せずに順調に生育しました。
冬でも、温度と光を補ってあげることで、リーフレタスはちゃんと育つんですね。
しかも、植物専用の温室でもなく、育成ライトでもなく、家にあるものを代用してなんとかなりました。
植物を育てることは、科学でもあり、知恵でもあります。
一生懸命環境を整える私は、まさにリーフレタスのシモベです。
そして、畑の奴隷になる日が待ち遠しい!
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