毎年、年末にはきりたんぽ鍋を作ります。
鶏ガラでとったダシは、きりたんぽ鍋、年越しそば、お雑煮と使いまわすので、とっても便利。
今回も前回と同様、圧力鍋で鶏ガラスープを作りました。
圧力鍋で鶏ガラスープを作る
鶏ガラスープは、鍋でコトコト煮出すものだと思っていました。
実家の母がそうしていたからですが、時間をかければおいしいスープが完成すると思っていました。
しかし、2年前から圧力鍋で鶏ガラスープを作るようになりました。
なんといっても圧力鍋の最大のメリットは、調理時間が大幅に短縮できるということ。
その上、短時間でも硬いお肉や野菜が柔らかくなるということ。
魚なんて、骨まで食べられるようになりますもんね。
長時間煮込む必要もないので、光熱費も押さえられるというメリットがあります。
鶏がらスープの作り方
我が家の鶏ガラスープの作り方です。
鶏ガラは、100円以下で売られているものもありますが、奮発して比内地鶏の鶏ガラです。
ちょっと高級な鶏ガラを使うだけで、スープの味が全然違ってきます。
高級といっても、300円台。
でも、これで濃厚かつコクのあるおいしいスープになるのですから、絶対鶏ガラは良いものを買うことにしています。
まずは流水で鶏ガラをきれいに洗います。
血合いもきれいに取り除くことで、生臭さがなくなります。
圧力鍋に入れるのは、鶏ガラと長ネギの青い部分、そして生姜のスライス(なくても良い)。
蓋をしめて強火で点火。
シュッシュと加圧がスタートしたら中火にして5分。
その後火をとめ、圧力ピンが下がるまで放置。
加圧が解除されたら、鶏がらスープの完成です。
めちゃくちゃ濃厚。
脂がすごいですが、良い鶏の脂ってしつこくないのですよね。
鶏ガラやネギや生姜を取り除いたら、スープの完成です。
ダシをとった鶏ガラのお肉はとっても柔らかく、骨はホロホロに崩れます。
圧力鍋で煮ると、骨の髄から良いダシが出ると思っています。
鶏がらスープを作っている間に、材料を準備しておきます。
しらたき、キノコ類、長ネギ、油揚げ、ゴボウ、鶏肉。
鶏肉は若鶏ではなく、親鶏。
親鶏からさらに良いダシが出るんですよ。
鶏ガラスープに鶏肉とゴボウを入れて再び沸騰したら、キノコ類、油揚げ、しらたき投入。
その後、味付けします。
味付けは、醤油と酒と砂糖少々。
味をみながら塩で調節。
きりたんぽ用のスープを別鍋に取り分けて、食べる時にきりたんぽを入れてひと煮立ち。
最後にセリを入れて完成です。
鶏ガラスープを使いまわす
最初は、きりたんぽ鍋としていただきます。
我ながらめちゃくちゃ良いダシ~。
比内地鶏さまさまです。
さらに、この鶏がらスープは年越しそばでも活用します。
そして、新年を迎えたら軽く焼いたお餅を入れてお雑煮を作ります。
ひとつのダシで3度おいしいというわけです。
圧力鍋で作る鶏ガラスープは、簡単でおいしいですよ。
ぜひお試しあれ~。
*この記事は2022年12月31日にアップしたものを加筆修正しました。
コメント
そらはなさんこんにちは♪
美味しそう!お嫁さんも喜んだことでしょうね。
きりたんぽ別煮にすると汁が濁らないし、ドロドロにもならないしいいですね。
同じ秋田でも私が生まれ育った地域では秋田名物「きりたんぽ」を食べる習慣がなかったのですが、夫の地域では正月や人寄せがある際にはきりたんぽに似た「だまこまち」を食べる習慣があり、結婚当初あまりの美味しさに衝撃をうけました。
祖母、義母亡き後は叔母が出汁をとり、具材を揃えて送って頂いています。何度か私も挑戦しましたが、恥ずかしながらなかなかあの奥深い味がだせないです。
だまこもちを餅つき機で作っているので大量生産にあやかり今年も美味しく頂きました。
餅つき機でだまこができるなら、ホームベカリーでもできるかな?
体力回復したら、出汁とりから挑戦してみます!
訂正します。「だまこまち」ではなく「だまこもち」です。
はいー!
わかってましたー!\(^o^)/~
乙女座の乙女さんへ
あけましておめでとうございます~(^^)
秋田県内でも、きりたんぽを食べる習慣がないということに、ちょっと驚きました。
だまこもち、私が子供の頃、母がよく作ってくれました。
うちでは、きりたんぽとだまこもちのブレンド鍋でした。
で!だまこもちを餅つき機で作るですと?
それはすごいー!それなら煮崩れませんね。
うちでは、すり鉢でつぶしていましたから、しっかり丸めないと煮崩れることがありました。
同じ県内でも、所変われば、、、ですね。
ホームベーカリーでだまこもちという発想がなかったので、やってみようかな。