4月中旬、プランターにズッキーニの種を植えました。
昨年はズッキーニの苗を買って畑に植えたのですが、今年は種から育ててみたくなりました。
種から育てる方法についてあれこれ調べ、自分なりに一生懸命やったつもりでしたが、2週間経った今、嫌な予感が漂ってきました。
どうやら私は育て方を間違ったようです。
ズッキーニの発芽
ズッキーニは5月中旬に畑に植えようと思っていたので、4月中旬に種から育てればちょうど良いタイミング。
種が発芽する温度は25℃くらいなので、それまでリビングの窓辺にプランターを置いて育てることにしました。
種を撒いてから5日め。
土を押し上げて、ズッキーニが発芽しました。
なんてケナゲでかわいらしい姿なんでしょ!
プランターには7粒の種を植えましたが、種まきから6日目には全部の種が発芽しました。
■保温と、表面の土が乾かないよう、プランターの上には新聞紙をかぶせておいた
■プランターを置いた場所は、リビングの東側の窓辺
■毎朝土の表面に霧吹きをし、土が乾いていると感じたときは、コップ1杯程度の水やりをした

双葉の成長
種植えから10日目、ズッキーニの双葉も大きくなって、緑色の濃さが増してきました。
植物の生命力に惚れ惚れし、毎朝ずーっと眺めていても飽きません。
なんだー!
ズッキーニの種から育てるのも簡単じゃん!
始めての挑戦だったけれど、ここまで順調でうれしい!
なんて、この時までは本気でそう思っていたんですよねぇ・・・。
これはもしや徒長では?
ズッキーニを植えて12日目。
毎日どんどん伸びるズッキーニに、あれ?おかしいなということに気付く。
ズッキーニを畑に植えるには、本葉が4~5枚になった頃が最適ですが、まだ本葉も出ていないのに、茎がやたら長いっておかしいよね?
お店に売っているズッキーニの苗は、双葉も本葉も土の上からすぐ上に生えていたと思うのですが、明らかに双葉の位置が上すぎます。
そうです。
素人が育苗で失敗する典型が、徒長(とちょう)なんですよ。
あああああ。
私が種から育てたズッキーニは、まさしく徒長だったんです。
徒長の原因
徒長とは、植物の茎だけがヒョロヒョロと間延びした状態に育ってしまうこと。
通常の苗よりも、虚弱体質で実りも悪くなります。
徒長の原因は
などが挙げられます。
私が思い当たることは3つ。(3つもあるんかい!)
まず、発芽するまでは土の表面を乾かさないように管理することが大事だと思い、毎日水やりは欠かしませんでした。
しかし、発芽後も同じように水やりをしていたんですよ。
霧吹きで水をかけたり、時にはコップで水をまいたり。
発芽後は、霧吹き程度に控えるべきでした。
2つめは、発芽後の日光不足。
東側の窓辺に置いて育てていたので、朝日が1時間ほど当たる程度。
毎日お天気の良い日ばかりではありませんし。
南側の窓辺に置くべきでした。
3つめは、室内に長く置き過ぎたこと。
植物は、室内で雨にも風にも当てないようにして育てると徒長になりやすいそうです。
というわけで、発芽から12日め。
ズッキーニを玄関の土間に置いて、急にスパルタ方式に・・・したところで、いまさら伸びた茎が縮まるわけでもなく。
あーあ。
私のズッキーニの育て方は間違っていたのね。
過保護すぎたのね。
とはいえ、4月下旬の秋田は、気温も20℃以上になることはまだまだ少ない。
発芽したばかりのズッキーニを、急に外へ出しても気温が低く成長しないと思われるので、プランターをビニールで覆うなどの工夫が必要かと思われます。
でもなぁ・・・。
ビニール温室をわざわざ作るのも面倒ですし、どうしたものか。
こうなったら、もっと気温が上がる5月になってから、ズッキーニの種を畑に直播きしてみようかな、と考えたりもしています。
家庭菜園初心者の試行錯誤は、まだまだ続く。
コメント
そらはなさん、こんばんは。
お花しか育てたことないから参考になるかどうかは分からないけど、、、。
お花でも発芽後にヒョロリーンとなることはよくあるの。
そういうときは、伸びたところを全部埋めちゃうのよ。
根を崩さないように周りの土も一緒にすくって、ポットに深植えにするの。
双葉だけを出すようにして。
長い茎のままだとポットの高さが足りないから、
茎を折らないように曲げて土に収まれば大丈夫。
ただ、お日様に当てないとやっぱりがっちりと育たないので、
晴れの日は日中は外に出して夜間は家に入れるとかは必要かもしれないけど、、、。
ダメ元でやってみる価値はあると思うよ。
るり玉さんへ♪
はいっ!了解です。
丈夫そうなのを選んでやってみます!