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私にもできた!簡単な畑の畝(うね)のつくり方

昨年、初めて畑に畝というものを作りました。

畝なんて作らなくても、土に植えれば植物は育つよね・・・と、以前の私は思っていましたが、とんでもない。
畝を作って植えたほうが、成長の仕方がはるかにいいのですよ。

昨年の経験を活かして、今年はさらに簡単、かつ時短で畝をつくることができましたので、私流のやり方をご紹介します。

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畑の畝のつくり方(私流)

今年で、畑作り2年目となるので、まだまだ私はひよっこです。
それでも、昨年やったことを思い出しながら、畝を作りました。

今回、畝を作るのに使ったものは6点。

■シャベル
■三本備中鍬
■平鍬
■棒2本
■紐
■鶏ふん

ちなみに、1か月ほど前にはざっくりと耕し、石灰を撒いています。(夫が)
作物を育てていると、土は年々酸性に傾いていきますが、これは作物が育つのにはよい環境ではありません。
なので、初めに石灰を撒いて土壌を改良しておく必要があるんですよね。

こんなことも、昔は知らず、土に植えれば作物は勝手に育つと思っていました。

1.畝の位置を決めて紐で仕切る

畑の畝にする部分を棒と紐で仕切ります。


別に、仕切らなくてもいいのですが、あったほうがまっすぐな畝を作ることができます。

2.土を掘る

次に、畝を作る部分の土を30cmほど掘っていきます。
シャベルの刃の長さが30cmくらいあるので、刃の部分を全部土にさして、土を掘り起こします。

なぜに30cmかというと、雑草の根切りができるんです。
雑草は根っこが残っているから、すぐに生えてくるのですが、根切りをしちゃえば、1か月は雑草も生えてきません。

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畝を作る作業をしながら、雑草対策もできる一石二鳥です。

3.畝の幅

畝の巾は、シャベルの刃2個分(60cm)にしています。


作物の葉っぱって意外に広がりますから、これくらいあるほうが育てやすいです。
この幅で、5mほど土を掘りました。

4.掘った土に鶏ふんを撒く

穴を掘った土は、片側に盛っておきます。
この盛った部分に、鶏ふんを撒きます。

この鶏ふんは、土に混ぜる肥料となります。
「1坪あたり1~2kgの鶏ふんを撒くこと」と袋には書いてありました。

私が作るひとつの畝は、長さ5m×幅60cmだから、3㎡の面積になるよね?
1坪は3.3㎡だから、ひとつの畝に1~2kgの鶏ふんでOKってことよね?
・・・と、掘った土を見つめながら考える。

畑作業をしながら、まさか小中学校の頃に習った算数を使うことになるなんてね・・・。
子どもの頃の勉強はしっかりやっておくべきだと、つくづく思いましたよ。

そして、鶏ふんを撒く。
1坪に1~2kgと計算した割には、撒くときは大雑把。

5.鶏ふんを混ぜながら穴に戻す

土と鶏ふんを混ぜながら、掘った場所に戻していきます。

この時、あると便利なのが三本備中鍬。
土の塊を砕いたり、土を混ぜたりするのにとても便利です。

鶏ふんと土をよく混ぜてから、掘った穴にもどしていきます。
土は空気を含んでふんわりしているので、掘った穴に埋め戻しても、かさ増しになって高さが出ます。

6.石を取り除く

石ころや雑草があれば取り除いておきます。

昨年は、ゴロゴロ石ころが出てきて、かなり取り除いたおかげで、今年はさほど石ころは気になりませんでした。

7.畝の両側の土をきれいに盛り上げる

畝の両側の歩くスペースの土を、平鍬を使って掘り下げながら平らにしていきます。

掘り下げた土は畝に盛っておきます。

8.畝を平らにならす

最後に畝を平らにして完成です。

私は、備中鍬の柄を使って平らにならしました。

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ひとつの畝の長さが約5mありますが、私一人で作業をして小一時間で畝を作ることができました。
休憩をはさんで、この日はもうひとつ畝を作りました。

 

畝の高さは10cm程度で低い畝ですが、水はけのよい土地なのでこれで充分です。

あともう2畝、余裕があれば4畝くらい作りたいのですが、果たして桜が散るころまでに完成できるかなぁ。

作物は、土に植えれば勝手に育つと思っていましたが、そうではないのですよね。
よい土壌を作り環境を整えてあげることで、作物の持つ力を最大限に引き出してあげることができるんですね。
どう育つかは、やってみてのお楽しみですが、なんだかこれって、子育てに似ているなぁ・・・と、ふと思いました。

さあ!今年も、かわいい野菜たちを育ててみよう。
ああ、楽しみでしかたがないっ!

 

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