シクラメンの育て方　北国での管理は難しい

12月。
お店には、色とりどりのシクラメンが勢ぞろいしますよね。

今やクリスマスの花としても定着し、冬でもきれいな花が楽しめるシクラメン。
しかし、過去にシクラメンを速攻で枯らしたことのある私は、なかなか敷居が高い花でもありました。

が、今年はシクラメンをまじめに育ててみようと思っています。

シクラメンは球根の多年草

美しいピンク色のシクラメンをもらいました。

冬でもこんなに可憐に花を咲かせる姿は、とっても魅力的。

今や、ポインセチアと並んでクリスマスの花として定着したシクラメンですが、上手に育てると春になるまで次々と開花するそうではないですか。

若かりし頃、シクラメンを買って速攻で枯らしたことのある私は、てっきり1年草だと思っていましたが、実は球根の多年草。

夏も上手に休眠させると、秋にはまた開花するというのを知り、上手にシクラメンを育ててみたいと言う欲望が沸いてきました。

シクラメンの管理のしかた

来年も花を咲かせるというのは、いささかハードルが高いにせよ、とりあえず今咲いているシクラメンの花を、冬の間中咲かせ続けるべく、シクラメンの育て方についていろいろ調べてみました。

今は、ネットがあるので便利ですね。
いろんな方たちが、ネット上に情報を発信してくれているので助かります。

１．温度管理

シクラメンの開花期は冬から春にかけて。
寒さに強く、暑さは苦手。

室温は15～20℃以下の場所で育てるのがベストなので、明るい玄関などに置くのがよいそうです。

・・・と、言われても、北国では無理なんですよ。

だって、我が家は全館暖房ではないので、冬の玄関の室温10℃以下。
ヘタしたら5℃以下になることもあります。

なので、リビングの出窓のところに置くことにしました。
暖房を入れると室温は22℃くらいですが、不在時は暖房を切りますから、室温は12～13℃くらいまで下がります。

夜はカーテンの外側に出すと、暖房を入れていてもシクラメンの周囲の温度は18℃くらい。

こんな温度管理で乗り切っていこうと思います。

２．水やり

シクラメンは、鉢土の表面が乾いてきたら、葉をめくって球根の頂部に水がかからないように水やりをすることが大切。
意外とデリケートなんですね。

しかし、このような底面給水鉢であれば、受け皿の水がなくなったらその都度補水すればよいので、比較的水やりの管理は楽かと思われます。

３．肥料

花が咲いている間は、1週間に1度程度液体肥料を与えると良いそうです。

底面給水鉢の場合は、ここに液体肥料を混ぜて与えればいいのかなぁ？
様子を見ながらやっていきたいと思います。

 

４．花がら摘みと葉組み

シクラメンは、下からどんどん花が咲いてきますから、咲き終わった花は早めに取り除くと良いそうです。

花がら摘みは、ハサミで切るとそこからバイキンが入りやすくなるため、花がらの茎の付け根を手でねじるようにして引き抜くのが正解。

また、花と葉っぱが込み合ってくると、葉と株もとに光が当たらなくなります。
葉っぱは鉢の外側に向くよう位置を組み替え、根元に光を当ててあげると良いそうなので、時々チェックしなくては。

枯れた葉っぱも早めにねじって取るようにします。

５．風通しの良い場所とは？

ところで、シクラメンの育て方をあれこれ調べていると、「風通しの良い場所に置きましょう」と言うワードが出てきます。

でも、室内で育てていて風通しの良い場所って・・・？
と、ちょっと疑問に思っていたのですが、人が歩き回るだけでも空気の流れができるそうなので、十分らしいんですよね。

1日中、誰も人が入らないような部屋でなければ大丈夫・・・というのを信じて、このままリビングの出窓部分に置いてシクラメンを育てたいと思います。

シクラメンの葉っぱの模様

我が家にやってきたシクラメンは、葉っぱに斑が入ったタイプの品種。

葉っぱの形は、ややハート型？
銀色の斑の模様もハート型に見えたりして、とってもかわいい。

花だけではなく、葉っぱの様子をみても楽しいですね。

シクラメンを上手に育てるためには

管理がうまくいかないと、すぐに茎がデレっと外側に倒れてしまうシクラメンですが、果たして春までうまく育てられるか、今は不安しかないです。

しかし、シクラメンに限らずどんな花でも植物でも、手をかけ愛情をかけなければうまく育ちませんよね。

また、ネットの情報はたいてい温暖な気候の場所での育て方がほとんどですので、日照不足かつ寒すぎる北国でも、上手に育つという情報発信ができればいいなぁ。

目標は、春まで花を咲かせること。
もっと大きな目標は、来年も花を咲かせること。

ン十年ぶりに、夫から誕生日にお花をもらったので、がんばります。

デレっと枯らしてしまったら、ごめんなさい・・・と、先に謝っておこう・・・。