初めて見るイタリアンパセリの花。
昨年、苗を植えたものですが、越冬し2年目にして花が咲きました。
その姿は、1年目とはまるで違い、別の植物のようになりました。
イタリアンパセリは二年草
植物には、一年草、二年草、多年草、宿根草などありますが、イタリアンパセリは二年草です。
二年草とは、種をまいたあと1年以上たってから開花し、2年以内に枯れる植物を指すそうですが、そういえばイタリアンパセリの花って見たことがないなぁ・・・と思い、昨年植えたイタリアンパセリを越冬させました。
▲イタリアンパセリの苗
苗を買った時は、パヤパヤと葉っぱが付いている状態のイタリアンパセリですが・・・。
▲イタリアンパセリの夏の様子
夏が来る頃にはモッサリとなりました。
それをこのまま越冬させました。
越冬といっても、何かで覆うとかそういったことはせず、植えっぱなしの放置です。
▲3月 越冬したイタリアンパセリ
それでも、雪がとけると新たな葉っぱが出始め、3月には勢いが増してきました。
ただし、1年前の苗の時の様子とは少し違います。
まるでセロリのような葉っぱですよね。
でも、香りはちゃんとイタリアンパセリです。
▲5月 2年目のイタリアンパセリ
5月になると、葉っぱはイタリアンパセリの形を残しつつ、中央の茎がニョキニョキと成長し始めました。
▲6月 2年目のイタリアンパセリ
そして、気温の上昇とともにどんどん花芽の茎が四方から伸びてきて、ご覧の通り。
イタリアンパセリの花が咲く
そんな2年目のイタリアンパセリの花が咲いたのは、6月に入ってから。
▲イタリアンパセリの花
初めて見ましたよ~。
こんな小さな花の集合体なんですね。
▲イタリアンパセリの花
アップで見ると、花の先にピロピロと伸びている何かが見えます。
お祭りなどで売られている、息を吹くとピロピロと伸びるアレみたいですね~。(←「吹き戻し」と言うそうです)
花が枯れると種ができますが、種を採取する気はなかったので、これにてイタリアンパセリを抜くことにしました。
2年目のイタリアンパセリはタダモノではなかった
茎はセロリみたいだなぁ~・・・なんて眺めていたイタリアンパセリでしたが、ちょっと甘く見てました。
▲イタリアンパセリの根
さすがに1m以上にもなれば、抜くのに力を要しました。
こんな大きくなった茎を支えるんですもんね、根っこも太くなっていました。
▲イタリアンパセリの茎
さらに驚いたのが、真ん中の太い茎!
セロリのように手で折れるかと思いきや、その強度はまるでこん棒並み!
これで殴ったら(←誰を?)事件になるかと思うくらいの固さ!!
結局、ゴミ袋に入れて出そうにも、簡単には小さく折れなかったので、最期はノコギリを出動させての切断となりました。
恐ろしや、2年目のイタリアンパセリ。
その姿は、1年目のはかなげな様子とは別人・・・いやいや、別物でした。
やっぱりイタリアンパセリは1年で収穫を終えたら、すみやかに抜いてしまったほうが、後々の片づけが簡単ですね。
まぁ、念願かなってのイタリアンパセリの花も見れたし、これはこれで良かったですが、もう二度と越冬させません。
▲ミニハーブ園
さてさて、イタリアンパセリの跡地に何を植えましょうかね・・・。
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