休日の晴天の日を待っていました。
なぜなら、今年はまだ家庭菜園にほとんど何も植えていなかったからです。
ビニール温室にて育てていた野菜の苗を定植し、種も蒔きました。
5月とはいえ、秋田ではまだまだ防寒対策は必要です。
5月になっても苗を定植しない理由
毎年、ゴールデンウィークの休日を使って家庭菜園仕事を一気にやってしまいます。
買ってきた野菜の苗を定植したり、種を蒔いたりします。
ところが今年はほとんど作業をやっておりませんでした。
ラディッシュやルッコラなどの種は4月下旬に畑に直播にしたものの、苗はひとつも植えていません。
理由は・・・
ゴールデンウィークに遊びまくった・・・というのもありますが、実は正当な理由があります。
5月の初めでは、苗を定植するにはまだ早いからです。
家庭菜園ビギナーだった頃は、SNSで全国津々浦々の家庭菜園の様子を見ては、「私も♪私も♪」と4月中旬から下旬にかけて、いそいそと苗を植えていたものですが、たいていその後痛い目にあいました。
だって、ここは冷涼地秋田。
5月になっても、突然の暴風や低温は多々あり、そのたびにせっかく植えた野菜の苗が、折れたり萎れたりしました。
そして、悲しみに明け暮れながら、またいそいそと苗を買いにいく・・・というのを繰り返していました。
苗は自宅で育苗する
どこのホームセンターでも、4月下旬には野菜の苗がいっせいに出回ります。
それに煽られるように苗を買い、そしてすぐに植える・・・というのをやっていた私。
売り手側にとっては、私は「上客」です。
だって、まだ十分気温が上がらないうちに苗を植えて、そしてダメにして、また買うという常連だったからです。
でもっ!地元のお店で苗が売っているなら、もう植え時だと思うでしょうがっ!
と、勝手に解釈していたのですが、いやいやそうではありません。
野菜の苗はちゃんと植える適齢期というのがあります。
つまり、早くに買った苗も自宅で大事に育苗すればいいのですよ。
そんなわけで、今年はビニール温室も買ったことだし、時々お店に出かけては私の目に叶った(←上から目線)苗を一つ買っては温室で保管、また買っては温室ヘ…というように苗をぬくぬくと育てておりました。
5月中旬いざ定植へ
さて!
休日のお天気の良い日。
今日をのがしたら、次の休日に晴れるとは限らないので、一気に苗を定植することにしました。
5月中旬。
ようやく秋田も、最低気温が10℃を超えるようになったので、もう畑デビューしても大丈夫でしょう。
それに、定植が遅くなると今度は苗が老化し始めるので、植えるのは今しかありません。
まずはトマト。
蕾がつき始めたので定植します。
トウガラシも植えました。
ナスは3苗植えました。
定番のきゅうりも定植です。
パプリカも植えます。
今年は待望のパプリカりんりんとらんらんよ。
ピーマンも植えました。
「かんたん」で何より。
そして、ずーっと食べてみたかった万願寺とうがらしも定植。
今年は楽しみがいっぱいです。
他に、水菜とラディッシュと大根の種を畑に直播しました。
ポリポットには、バジルの種を蒔きました。
5月でも苗は防寒対策
しかし。
5月中旬に定植したからといっても、油断はできません。
苗がまだ幼いうち、最も怖いのは「風」です。
昨今の気象は、突然の雷雨や局地的集中豪雨はよくあることですが、これに伴っての暴風が一番怖いのです。
苗が小さいと、あっというまに風に煽られてダメになってしまいますもんね。
そんなわけで、畝には透明マルチを敷いて地温を上げる他、苗には行灯型のビニールを被せます。
小さい苗は、ぽかぽかキャップで保温します。
これまでビニール温室でぬくぬくと育ってきた野菜たちですから、急に外の過酷な環境は厳しいでしょう。
5月といっても、冷涼地ではまだまだ防寒対策や風対策は必要です。
朝8時からスタートした畑仕事も、気が付けば夕方4時。
日が傾いてまいりました。
5月下旬までには、スイカとオクラとズッキーニとゴーヤの苗(←まだまだあるな)を定植したいと思っています。
1日中外で身体を動かしていると、とっても癒されるのよね。
それに夜はぐっすり眠れるし。
次の休日が、晴れることを祈ります。
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