暦の上では秋と言われる9月。
しかもここは寒冷地と呼ばれる場所。
なのに、9月中旬、甘くておいしい小玉スイカが収穫できました。
9月の小玉スイカの様子
9月に入っても一向に気温が下がらず、昨日はついに秋田県内で全国一の最高気温(横手市:36.7℃)を記録するという猛暑ぶり。
そんなわけで、我が家の小玉スイカもスクスク生育中であります。
▲2023年9月12日 小玉スイカの様子
古い葉っぱやツルは枯れていますが、その上に覆いかぶさるように新たなツルが伸び放題。
親ヅルは摘芯し、子ヅルを4本残して育てたつもりですが、途中から孫ヅルなのかワサワサと伸びてきて、以来放任中。
▲9月 小玉スイカ もう鳥獣対策のネットすらかけていない
おかげで、8月になってもあちこちで花が咲き、知らぬ間に自然受粉してできたスイカが、9月になっても成長をしています。
小玉スイカ収穫
7月に追肥をしたっきり、なにもやっていませんから、当然のことながらついている実はあまり大きくなりません。
▲小玉スイカ 最大直径20cm
今なっている実で一番大きいのが20cm大でしょうか。
8月に収穫したものは、30cmを越えていたので、もう少し大きくなるかな?と思っていたところ・・・。
▲巻ひげ枯れていた!
なんと!実がついている節の巻ひげが枯れていました。
小玉スイカの収穫の目安はいろいろありますが、私はこの巻ひげが7~8割枯れた時が、もっとも良い収穫のタイミングだと思っています。
なのに、全枯れ!(◎_◎;)
というわけで、9月中旬、小玉スイカ収穫です。
甘くておいしいスイカ
あまり大きくならなくても、果たしてちゃんと赤くなっているのかしら?と半信半疑ながら、小玉スイカを割ってみました。
▲小玉スイカ赤くなっていた
すると!
ちゃんと赤くなっていました。
皮はちょっと厚めですが、実のシャリ感はバッチリで、とっても甘くておいしい!
▲カットすいか
一口サイズにカットして容器に入れて冷蔵庫に入れます。
食べきりサイズでちょうどよいです。
スーパーなどで売られているカットすいかと変わらぬおいしさ。
いや、むしろうちのスイカのほうがおいしいです。
秋田でも9月にスイカは収穫可能
そんなわけで、寒冷地秋田でも、9月に収穫した小玉スイカは甘くておいしい!ということがわかりました。
とはいうものの、これもそれも今年の猛暑のおかげです。
小玉スイカの生育適温は25~30℃ですから、9月になっても30℃超えの毎日で、スイカもよく育ったのでしょう。
また、雨が少なければ少ないほど、葉っぱに日光がよく当たれば当たるほど、スイカは甘くなるといいます。
今年はすべてその条件に当てはまりました。
この気候が、「記録的」から「例年並み」となっていくのなら、秋田も寒冷地とは言えなくなってくるのかもしれませんね。
▲2023年9月12日 ポタジェガーデンの様子
甘くておいしいスイカがたくさん収穫できて、猛暑もスイカにとってはありがたかったです。
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