2週間前に仕込んだ梅シロップが完成しました。
しっかり梅のエキスが出た淡い琥珀色の梅シロップです。
もう我が家には梅の木はありませんが、必要な分の梅を必要な量だけ買って作るのが、今の私には合っています。
梅シロップ完成
梅シロップは、使う砂糖の種類によって色が微妙に違ってきます。
3年前に、きび砂糖で作った時は、カラメル色の梅シロップが完成しました。
味も、トロリとしたコクがあり、おいしかったです。
今年は、氷砂糖で作ったのですが、淡い琥珀色の梅シロップが完成しました。
味もスッキリとしたクリアな感じ。
でも、梅の実はすべてシワシワになり、梅エキスが存分に出たので、今年もまたおいしい梅シロップとなりました。
今思えば、初めて梅シロップを作った時は、十分に梅のエキスが引き出せず、失敗だったと思っています。
やっぱり、梅シロップは2週間以上かけて砂糖をゆっくりじっくり溶かして作る方が好きです。
梅の木の伐採に至るまで
8年前、我が家には梅の木が2本ありました。
2本ともかなりの老木で、実もあまりつけなくなっていましたが、それでも梅の実を収穫し梅シロップを作っていました。
収穫は楽しかったです。
反面、梅の木にはたくさんの毛虫(オビカレハ)が付くので、実は嫌な作業でもありました。
年に2~3回は梅の木の剪定もしていましたが、梅の枝はバカみたいに伸びるのが早いです。
また、当時は殺虫剤を使うという概念がなかったので、結局何をどうしてよいのかわからず、毎年毛虫に泣かされました。
いつしか、梅の実の収穫の喜びよりも、梅の木の管理に辟易するようになりました。
お店で梅の実が1kg700円ほどで売られているを見た時には、自分がやっていることが、バカバカしくさえ思うようになりました。
そして2年後、梅の木2本を伐採しました。
父が亡くなり、最初は義務感でやっていた庭木の剪定、管理。
自分ができること、やりたいこと、好きなことは何なのか、常に問いかけながら過ごしてきた結果、大きな庭木はすべて伐採したのですが、この選択は正しかったと思っています。
今は、庭で過ごす時間が楽しくてしかたがない。
庭仕事のあとの梅シロップは最高の味わいです。
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