お店で梅の実を買ってきました。
これで梅シロップを作ろうと思ったのです。
3年前には、庭先にある梅の木から梅の実を収穫し、それで梅シロップを作っていましたが、もうその梅の木はありません。
今の私には、お店で梅の実を買うのがちょうど良いのです。
梅シロップのつくり方
スーパーで思わず手に取ったのは、半額で売られていた梅の実。
1kg350円の青梅は、ほんの少し黄色がかってきていたけれど、なんのなんの、全然イケる。

梅の実
立派な梅の実ではありませんか。
これで、梅シロップを作ります。

梅のヘタをとる
まずは、梅をきれいに洗って、ヘタの部分を爪楊枝で取り除きます。
このヘタが残っていると、梅シロップを作るさいにヘタが浮かんできて、きれいなシロップが作れません。

梅の水分をとる
ペーパーナプキンなどで、梅の実の水分をよーくふき取ります。
水分が残っていると、雑菌が繁殖しやすいので、ここは丁寧にふきますよ。

梅の実
梅の実はところどころ傷んではいますが、全然大丈夫です。
3年前、庭に生える梅の木から収穫した梅の実に比べたら、ものすごく良い状態ですもん。

白ザラ糖
梅の実1kgに対して氷砂糖1kgを使います。
今回は、白ザラ糖というのを初めて買いました。
いつも梅シロップをつくるさいに、氷砂糖がなかなかとけないので、白ザラ糖を使ってみます。

梅の瓶
梅シロップを作る瓶は、熱湯をかけて消毒します。
そして、水分をきっちりふき取っておきます。

梅シロップ
あとは、梅の実と白ザラ糖を交互に入れていくだけ。

梅シロップ
このまま冷暗所に保管して、時々瓶をふって白ザラ糖がよくまじるようにします。
1か月程度で梅シロップの完成です。
お酢で割って梅サワーも良し、すっきりさわやか炭酸割も良しですね。
一晩で梅シロップを作る方法もあります。

今回は、特に急ぎませんし、梅の実も1kgしか買わなかったので、1か月ほど漬け込んで梅シロップを作ろうと思いました。
梅の木の管理は大変
3年前には、庭に梅の木がありました。
2本の梅の木はかなりの老木で、実もあまりつけなくなっていましたが、それでも梅の実を収穫し梅シロップを作ったりしていました。
収穫は楽しい。
けれど、梅の木にはたくさんの毛虫がいるので、実はとても嫌な作業でもありました。
害虫対策にと、年に2~3回は梅の木の剪定作業もしましたが、梅の枝はバカみたいに伸びるのが早い。
梅の木全体に殺虫剤をまくということは、結局何をどうしてよいのかわからず、他の庭仕事も忙しくて出来ず終い。
1年中、梅の木の剪定、害虫対策、収穫、そしてまた剪定と、常にやることはとても多く、その割にはさほど収穫できるわけでもなく、もはや収穫の喜びよりも、梅の木の管理に辟易するようになりました。
そんな時、お店で梅の実が売られているを見かけました。
1kg700円ほどの梅の実をみたとき、私のこれまでの労力を考えたら、7,000円払って梅の実10kgを買った方がずっといい!と思いました。
そうしてようやく梅の木を伐採する決断に至りました。

栗の実も、柿の実も、梅の実も、もう我が家では採れないけれど、1年間にわたる剪定作業や害虫との闘い、収穫の手間暇を考えると、もう実の成る木は要りません。
時間も労力も体力も気力も失われていく今後は、お店に売られているものを、必要な分だけ買ったほうがはるかにエコな生活です。
当時の心境を上記のように綴っておりました。
庭木の剪定、管理に追われていた3年前と違って、今は家庭菜園が楽しくてしかたがない。
自分ができること、やりたいこと、好きなことをやっていこう。
それでいいのだ。
そんなことを思いながら、今年も梅の実を買ってきて梅シロップを作りました。
コメント
そらはなさん、こんにちは。シナモンです。
私も毎年、梅シロップ作っています。今までグラニュー糖で作っていましたが、今年はきょうの料理のレシピを参考に、氷砂糖と少量の酢(1キロで大さじ1)で作りました。こっちの方が砂糖の溶け方が良いようです。あと、私は、青梅に切れ目を入れています。水が上がりやすいです。
一昨年から梅シロップが完成したら、シロップを他の容器に移して、残ってシワシワになった梅に氷砂糖と酢を投入して、梅シロップサワーを作っています。半年から一年くらい放置すると酢がまろやかになります。梅も食べやすくなります。
シナモンさんへ♪
おー!グラニュー糖っていう手もありましたね。
なんとなく梅シロップ=氷砂糖じゃなければダメかと思っていましたけど、いろいろやってみるといろんなことがわかっていいですね。
そして氷砂糖と酢の組み合わせっていうのもいいのですね!
残った梅に酢と砂糖で、さらに2倍楽しめますね。
これはぜひともやってみます!