家庭菜園のステータスな野菜と言えばトマトです。
なんてったって、小学生も授業でミニトマトを育てるくらいですから、初心者でも育てやすい野菜なのでしょう。
しかし、私。
毎年、トマトを育てるのがとても下手くそです。
気が付けば脇芽がボーボーとなり、収集がつかなくなって終わりを迎えます。
そんな私の強い味方となってくれたのが、トマトのらせん支柱でした。
トマト専用らせん支柱を買う
2年前に買ったトマト専用支柱はらせん型。
▲直径11mm 長さ1.8mのトマト専用支柱
ホームセンターで初めて見た時は衝撃的でした。
このらせん支柱はトマトのために作られたもので、紐で誘引しなくてもトマトが支柱に絡んでいくというもの。
そんな都合の良い支柱があるのでしょうか。
しかも、あの暴れトマトを支える支柱です。
ひとつのトマトの茎を、らせん支柱1本で支えるなんて、そんなことできるの?
使ってみるまでは半信半疑で、にわかには信じられませんでした。
ところが実際使ってみると、らせん支柱は本当に優れものでした。
らせん支柱の使い方
らせん支柱は、トマトの苗を定植時に使います。
トマトの根を傷めないように、主茎から10cmくらい離したところに支柱を刺します。
▲2020年5月 トマト
また、支柱は30cmは地面に刺したほうが安心です。
ところが、らせん支柱は上からゴムハンマーなどでたたいて地面に突き刺すことはできません。
なので、先にまっすぐな支柱を地面に30cmほど刺してから抜き、そこへらせん支柱を刺すようにしています。
支柱の周りに空洞があると、いくら30cm刺してもグラグラしてしまいますから、支柱の周りには土をしっかり埋めて固めることが大事です。
▲2022年5月 トマト定植
こんな感じで、今年もトマトの苗を定植しました。
最初は誘引が必要
らせん支柱は誘引要らずと言いましたが、最初の定植時はまだ苗が小さいし、風にあおられることもありますから、誘引したほうが賢明です。
▲2022年5月 トマト
トマトの主茎とらせん支柱の下方を紐で八の字に誘引しています。
しかし、茎が伸びてきたら、それをらせん支柱に絡ませるように巻き付けてやるだけで、紐で誘引する必要はありません。
▲2021年6月 トマト
トマトの茎は非常にしなやかでたおやかなので、その性質を利用した支柱なのです。
なんてすばらしい!
▲2021年6月 トマト
また、らせん支柱にトマトの主茎を誘導するため、不要なわき芽がよく見えるようになり、1本立てにすることが簡単になりました。
大玉トマトに挑戦
そんなわけで、らせん支柱にもすっかり慣れた今年。
以前、大玉トマトを育てて大失敗したことがあるので、昨年も大玉トマトは敬遠していたのですが、今年はいよいよ大玉トマトに再挑戦いたします。
うまく育てられるか一抹の不安はありますが、きっとらせん支柱があれば1本立てに仕立てられるような変な自信はあります。
▲2022年5月13日 トマトの1番花
トマトの1番花も咲き始めたことだし、今年は楽しみだなぁ。
▲2022年5月 ミニトマト
それと。
ミニトマトは、1本立てではなく脇芽を伸ばしての2本立てで育ててみたいと思っています。
らせん支柱の隣にはまっすぐな支柱を立てての2本立てです。
これも今年初挑戦するので、楽しみです。
▲2019年8月 わき芽伸ばし放題の暴れトマト
もう脇芽伸ばし放題の過去の私とは、おさらばなのよっ!
その後、こうなりました↓

コメント
こんばんは。
おぉぉぉぉ〜‼︎
トマト専用のらせん支柱ですか⁈
初めて目にします。
家庭菜園の協力者のオットに見せたところ、
「ウチはこれを立てるほど本気じゃないから要らないなぁ」と…。
乗ってはくれませんでした。
残念 。:゚(。ノω\。)゚・。
私は至って本気なのですが、
力の入れようがオットとは違うようです。
今年のトマトにはもう無理ですが、
来年はこの「らせん支柱」立ててみたいです!
トマトの脇芽、放っておくとすぐに伸びますね。
私も苦労しています。
今年は種類を増やして植えたので、毎日のチェックが欠かせないです。
ズッキーニのタネを購入されたのですね。
今度は発芽しますように✽.。.:*·゚
りんごさんへ♪
らせん支柱、いいですよ~。
グラグラしないよう、しっかり地面に刺すのがポイントです。
使ってみたら、きっとだんな様もその良さがわかって、「本気」になるはず!(^^)!
昔はトマトの脇芽もわからない女でしたが、今ではバッチリわかるようになりました。(*^▽^*)
野菜育ては奥が深いです~(*^▽^*)